疲労回復に腱引きは最強

 各種運動部のサポートを行っている関係から、「故障が起きたら受けよう」というアスリートが多いのですが、より、日ごろの疲れ解消のほうが最も重要とアドバイスします。特に、合宿の後半での疲労回復はその後の自己を極端に減らすことができますので、半ば強制的に施術をさせます。

 

 腱引きは「痛みを解消する」のを旨としますので、故障が起きて傷んだ場合、とりあえず戦いの態勢を整えますが、それでもいったん痛みが出てしまうと解消しても、最高のパフォーマンスを発揮させることは難しいのです。それほど一流アスリートの体は微妙です。それよりも「何か疲れがたまっているなあ」という段階で腱引きを受ければ、最高のパフォーマンスのコンディションを維持し、さらに実力を発揮させることができるのです。これはまさに「戦場の整体」といわれる腱引きの特徴です。