膝の痛みの手術後のリハビリに腱引き

膝関節の手術をした女性から施術のご依頼です。

今年の7月に手術して、現在、リハビリの真っ最中です。

 

 リハビリ用の施術というものはありませんが、腱引きは体の流れを良くし、代謝を活発にさせる効果がありますので、術後の体力回復と考えていかがですかと提案して施術開始。

 

 左膝の痛みをかばって歩いていたら、右ひざが「ボロボロになっちゃった」という。一つの故障が他の部分に波及していくことはよくあることです。人工関節ですが、「日本のものは遅れているようで、私のはドイツ製。足が長くなるの」とジョークを飛ばす。

 

 膝にかかるところは慎重に、それでいて正確に腱を引く。特に痛いところがなく30分くらいで終了です。「今夜は流れが良くなったことで、浮腫むかもしれませんよ」といつものように伝えると「明日リハビリだから、医者にバレたら怒られるかな」。

 

 施術から一日明けた午後に電話、「リハビリの先生が、今日は動きが良いと驚いていた。私も調子いいので、またお願いします。今度は背中の張りを」と依頼された。しかし、正座できないので効果的な背中の施術は難しい。さて、先生は先輩に相談してみよう。