介護の覚悟>

またまた早朝に電話が鳴りました。「主人が動けなくなって……」と。

 

 これは大変と伺うと、180センチを越えようかという背の高いご主人が寝転がっている。状況を伺い、「疲れからくるぎっくり腰だなあ」と見立て、「よく腰はやるんですか」と聞くと、「数年に一回くらい軽いやつですが。いつもは湿布で終わるんですが、今回は痛い」とおっしゃる。

 

 そこで腱引きの出番です。ぎっくり腰は得意ですので ちょいちょいと治す。「あれ? ちょっと残っているけど動ける」とキツネにつままれたような顔をしている。隣で奥さんが「状況から今日は一日 老人介護かと覚悟してたんですよ。でも 下の世話はヤダなあと思っていました」と喜んでいました。

 

そうかあ ぎっくり腰には介護が必要になるんだ